手作りプロテインバーを焼きました
クーラーから開放され、窓から入ってくる涼しい風が心地いい〜🍀
秋の運動会の季節ですね!!
さて、自転車の🚴ヒルクライムの大会を控えている旦那さんのために、会社やトレーニング時に食べられるおやつを作りました。
これは、マクロビの師匠から習ったグラノーラバーを、オリジナルの材料・配合に変えてなんども作ってきたレシピ。綺麗なエッジがでました♪
ポイントは、レーズンは面倒でも細かく刻む事。
「筋肉は落とさず体重を落としたい」と、会社へ持っていくお弁当もいろいろと調整。そして、昼も夜も野菜たっぷりを希望する彼。
私は病院勤務の11年間、薬剤師ではありますが、点滴✖️栄養のかなりマニアックな分野のお仕事を専門としていましたので、
「完全に糖質をカットしたりプロテインばかりを頑張って摂っても、タンパク質は体には効率よく利用されないよー。。」という話をよくしていました。
しかし口ではそう言いながらも、お弁当はなんとか工夫できるけど、結局運動やトレーニングの合間にバランスをあれこれ計算しながら食べるのって実際難しいなぁ💦とも感じていました。
果たして、手軽に食べられる軽食やおやつで、余計な添加物が入っていなくて、ぱくっと食べられる、栄養バランスが最適なものはあるのか?!
我が家のように、添加物や糖分、余計なものを含まない、パーセンテージの高めのプロテインを買っている人は特に、ドリンクを自作したり、食事に置き換えたりするときは注意が必要ですので、よければこの先、読み進めてみてくださいね!!
まず、「糖質、脂質からのカロリー」と「タンパク質由来の窒素」。
これらの比を計算したのがNPC/N比(ノンプロテインカロリー/窒素比)とよばれる指標です。理想はこの値が150〜200です。
以下、病院時代にお世話になっていた大塚製薬工場さんのHPより引用↓
NPC/N比とは・・・
タンパク質を効率良く利用するために必要な、投与アミノ酸の窒素1gあたりの非タンパクエネルギー量(糖質・脂肪によるエネルギー量)をNPC/N比といい、中心静脈栄養(TPN)の処方を組む上で重要な目安になります。一般的に、タンパク合成に効率的なNPC/N比は150〜200です。
出典:大塚製薬工場 HP https://www.otsukakj.jp/healthcare/iv/nutrition/
では実際に、口にするもので計算してみましょう。
タンパク質 | 糖質 | 脂質 | NPC/N比 | 熱量(kcal) | |
バナナ1本 | 1.1 | 21.4 | 0.2 | – | 86 |
ソイプロテイン(プレーン)20g | 16.9 | 1.02 | 0.04 | – | 72 |
無調整豆乳100cc | 5 | 2 | 3 | – | 55 |
バナナプロテインシェイク | 23 | 24.4 | 3.24 | 34 | 213 |
🍌この表は、旦那さんの作ったバナナプロテインシェイクの詳細。NPC/N比を算出するため作りました。
トータル213kcal、タンパク質23g、NPC/N比は34。←理想は150~200なので、タンパク質が多く、それ以外の栄養素からとれるカロリーが少ない。
かなりアンバランスです。ただ、食事では不足してしまうタンパク質を補うため補助的に飲むならOKですが(食事由来の非タンパクカロリーが増えるから)、これを食事がわりにすると、タンパク質、量的にはとっているけれど結局利用されていない、「もったいない」状態です。
では、今回のプロテインバーはどうでしょうか。材料公開しちゃいます!
タンパク質 | 糖質 | 脂質 | NPC/N比 | 熱量(kcal) | |
ソイプロテイン20g | 16.9 | 0.98 | 0.04 | – | 72 |
薄力粉80g | 6.6 | 60.6 | 1.2 | – | 294 |
オートミール80g | 11 | 55.3 | 4.6 | – | 304 |
白ごま20g | 4.1 | 3.7 | 10.8 | – | 120 |
レーズン50g | 1.4 | 40.2 | 0.1 | – | 150 |
米飴30g | 0 | 20.3 | 0 | – | 81.2 |
メープルシロップ30g | 0 | 19.9 | 0 | – | 79.6 |
ココナッツオイル35g | 0 | 0 | 35 | – | 315 |
プロテインバー18本 (1本あたり) | 40 (2.2) | 201 (11) | 51.7 (2.8) | 198 (11) | 1432 (79.5) |
手作りプロテインバー、なかなかよいバランスです。ちなみに、算出式はこちら・・・
えっ?栄養計算・・・?そして比?
ふつう、お腹空かせていたら計算していられませんよね。。
もっと感覚的に、キッチンにあるものでこれとこれ!という組み合わせはないか調べましたよ〜
その結果・・・おてがる軽食ベストバランス賞はこちら🏆!!
⭐️「玄米ごはん150gとたまご1個」
338kcal、タンパク質13.34g NPC/N比 134
さっと準備しやすい量としては妥当!醤油たらして、玄米に唯一不足しているナトリウムをとったり、海藻の海苔散らしても良し。
ほぼベジの私としては検証しておきたい!アミノ酸バランスが完ぺきと言われる
⭐️「豆ご飯(玄米2カップに、えんどう豆100gをいれて炊いたもの150g)」
253kcal、タンパク質6.8g、NPC/N比207 ←いいぞいいぞ!!!
また、豆ご飯はアミノ酸バランスの面でも理想的な食材の組み合わせ。
極端な話、毎日豆ご飯とお味噌汁でも良しってことかも・・・
我が家、よくお豆を入れてご飯を炊くので、これは嬉しい結果でした!
ベランダの枝豆ももうそろそろ収穫!!プランター栽培でよくここまで元気にやってきたなと、おもうほど葉を広げています。
大豆の話はまたあらためて、ご紹介しますね♪
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